今回は例のアケコンの改造及び手直しをしていきます。

前回で割といい感じに仕上がった、某ゲーセンに置いてあるあの音ゲーを模したコントローラー。
LEDの色分けや、ボタンの重さなどを改善して完成直後よりかは大分よくなった気がします。

しかし、ここで終わらないのが私です。

やるならとことんやりたい派なので、今回も色々やっていきます。


まずは配線関係から。
前回までは、マイクロスイッチをボタン本体に固定する所謂台座のようなもの(正式名称これなんて言うんですかね)
これに本来はLED電源を供給する為のファストン端子を接続することが出来るような構造になっています。
自動車やバイクなんかでも使われている、あの平型端子です。

今までは端子自体、所有していなかったので(買え)

面倒くさくてこのように、ここに直でLED配線をはんだ付けして運用していました。

しかし、この方法ではもし台座が破損した場合など、わざわざはんだごてを取り出し、外して付けなおす必要があるのと
やはり見栄えがよろしくないので、今既存で付いている配線を一度全て取り払ったのち
先端の被覆を剥いてファストン端子を圧着することにしました。

撮っている角度が違いますがYURUSHITE☆
2×8なので16箇所圧着しましたが、なかなか面倒くさかったですね。

全て配線して点灯確認。問題なしでした。

ついでに台座も淘宝網で購入した強度のありそうなものに交換しています。

色が黄色なのはわかりやすくていいと思いました。


次にマイクロスイッチ、及びバネの交換を行いました。
マイクロスイッチ、バネは非常に重要なので、選定は慎重に行いました。

マイクロスイッチですが、前回改造で使用したものはVX-01-1C23と呼ばれるもので、ビートマニアやSDVXなどに使用されているものを使用しました。
ビーマニなんかに使われている、ということもあり打鍵感は決して悪くはないのですが、そもそもビーマニとオ〇ゲキはボタンサイズが全然違うので
個人的には少し違和感があるという印象になっていました。(交換して2,3か月使ってみた感想です)

マイクロスイッチを別のものに変えたらどうなるかな?と思い、OMRONの種類が異なる物をいくつか色々購入して試してみました。

左から

VX-01-1C23 0.49N
VX-01-1A2 0.25N
VX-01-1A3 0.49N
V-10-1A4 0.98N
D2RV 0.49N
D2RV-E 0.25N
D2RV-G 0.98N

となっています。

試したところ、このような感じになりました。

VXは各スイッチの押圧が異なるだけで、他は今までと全て同じ。
D2RVに関しては、V,VXにあるカチカチ感、クリック感がほとんどないです。そして超静音。
V-10-1A4は…重すぎます。筋肉がある人ならいけるかもしれない。体感中華マイクロスイッチと同じぐらい重いです。

結論ですがこの中で気に入ったのはD2RVです。
押圧は1C23と同じですが、VXはカチカチとクリック感がある押し心地ですが、D2RVはヌルっとした押し心地でクリック感がほぼありません。

上で言及していますが、分かりやすく例えるのであれば
V,VXはゲーミングキーボードの青軸、D2RVはメンブレンのキーボードの打ち心地に似ていますね。

筐体の三和ボタンもクリック感がほぼないので、D2RVにすることで感触はより三和に近づけることが出来ると思いました。
更にVXとD2RVとでは内部構造がちがいます。VXは一般的な構造なのに対して、D2RVはリードスイッチとなっています。

VXはチャタリングする個体があるらしく、実際私が使用していたスイッチの1個がチャタリングし始めました。
リードスイッチの方が耐久性はいいとされているので、チャタリングも起こりにくいと期待します。

D2RVを採用する欠点は値段です。
V,VXは1個200〜300円ぐらいなのに対してD2RVは1個600〜700円ぐらいします。

D2MV-01-1C3と呼ばれるスイッチもありまして、VXが採用される前の旧ビーマニ筐体に使用されていたスイッチになります。

これも押し心地はD2RVと似ており、クリック感がほぼないのでいいかなって思ったのですが
残念ながらこのスイッチは現在生産終了してしまっているので、今後の入手性を考えたらD2RV一択という結果になりました。

値段が高価な事が欠点ではありますが、それでもVXよりは好みなので6ボタン分D2RVに変えました。

メニュー項目ボタンに関しては、頻繁には操作しないので今までは得体のしれない中華マイクロスイッチでしたが
今まで使用していたVXがあまったのでそれを付けました。

予備に買ってしまっていたのでこんなに残骸がw

サイドもD2RVに変更しました。
サイドボタンに関しては比較的強い力でたたくので、D2RV(0.49N)ではなくD2RV-G(0.98N)を採用しました。


バネですが、前回ではOBSA-SP-20を2個重ねて使用していました。
しかし、これでは思ったような重さは得られません。

今回、OBSA-SP-50,OBSA-SP-Kを購入しました。

流石、三和なだけあってバネだけなのにダンボールで送られてきます。

過剰梱包

以前購入していた20gと合わせて色々試行錯誤した結果

ボタン:OBSA-SP-20 + OBSA-SP-K + D2RV (0.49N) 計 1.29N
サイド:OBSA-SP-50 + D2RV-G (0.98N) 計 1.48N
メニュー: OBSA-SP-50 + VX-01-1C23

という構成になりました。

ちなみに以前の構成ですが

ボタン:OBSA-SP-20 + OBSA-SP-20 + VX-01-1C23 (0.49N) 計 0.89N
サイド:得体のしれない中華製バネ(押圧不明) + VX-01-1C23 (0.49N) 計 1.09~1.39N?
メニュー: 得体のしれない中華製バネ(押圧不明) + 得体のしれない中華製マイクロスイッチ(押圧不明) かなり重い、押し心地最悪

VXと三和バネ20g二個の構成だと、かなり軽すぎるので、時々無反応を起こす場合があります。
更にサイドは得体のしれない中華製バネ、メニュー項目に関してはあまり押さないのでかなり適当でした。

今回の改造で、D2RVマイクロスイッチと三和バネ20gと60gを組み合わせて大分いい感じの感触になってます。
無反応なども発生しないので、とてもやりやすくなった感じがします。

ボタン自体は中華製ですが、中のマイクロスイッチとバネを変えたことで感触はゲーセンの三和ボタンっぽい感じになったので満足です。


最後におまけでレバー機構を少し変更しました。

従来はこのような感じの構造でしたが

このような感じで若干複雑化しています。
従来方式では、四角い物体の下に厚紙でもなんでもいいですが、適当な物を敷いてそれでレバー荷重を調整していました。
しかし所詮、敷いているだけなのでプレイ中の振動なんかでレバー荷重がどんどん狂ってきてしまい、最終的にスカスカになってしまっていました。
そのため定期的なメンテナンスが必要でした。

今回でベルトとギアで固定する方式にしてみました。
これでもまだ完全とは言えませんが、従来方式と異なり一定の荷重が保たれるようになったのでプレイング性及び、メンテナンス性も良くなりました。

今後も改造していくのでお楽しみに。では。


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